仲間を信じて行動する事 一歩ずつ 一歩ずつ(広島)

12月11日(日)広島YMCA国際センターで厚生労働省の「令和4年度依存症民間団体支援事業」である
「全国ギャンブル依存症家族の会 広島」が開催されました。
参加者は35名で初めて参加される方7組のご家族の不安と混乱は大きなものだろうと感じました。

関東のメンバーの体験談を聞き家族がとった間違った対応で更に問題が悪化し家族が疲弊していった様子。自助グループに繋がり12ステッププログラムに取り組んだ事。回復を信じ仲間から貰った言葉を信じて取り組みを続ける事の大切さをお話しされました。

「どうぞ 一人で悩まずに、いつでも相談して下さい」と参加者に呼びかけと、繋がる場所の案内があり大変心強く思いました。

「ギャンブル依存症完全マニュアル」の読み合わせの後、3グループに分かれてこれまでの経験を共有し合いました。
皆さん其々に抱えている問題は重く、大きく、苦しいものですが、繋がり続けているメンバーからの背中を押す言葉に気づきも多かったようです。

私も息子が渦中にいます。毎日、頭の中がグルグル、心がザワザワの毎日でとても辛い日々を過ごしているなか、「そういう時こそメンバーの中にいた方がいいよ」「広島に一緒に行こう」と誘ってもらい参加しました。メンバーと一緒だと何でも話せるし笑っている自分に気づきました。ギャンブル依存症家族の会メンバーのパワーは凄い!
今回、行動を起こした事で私の分厚い壁を突き破った様に感じました。これからも全国ギャンブル依存症家族の会に繋がり続ける事。息子の回復を信じる事。私もメンバーのひとりとして悩んでいる方を笑顔にできる人になれるように一歩ずつ、一歩ずつ前へ進んでいきたいです。

福岡県在住 椛島