12月25日(日)久留米シティプラザにて、全国ギャンブル依存症家族の会 福岡が開催されました。
会の始まる1時間前より情報発信のためのSNS勉強会があり、沢山の方が参加をされました。
当会では、今回も県内はもちろんの事、鹿児島、大分、佐賀からと初めての方4組を含む36名の参加がありました。
まず始めに、母親の立場のメンバーの体験談。スライドを使っての発表が初チャレンジと思えないほど見やすくてわかりやすく、家族の回復の過程がよく伝わりました。
全員の自己紹介のあと、先日12月17日に埼玉県川口市で行われた「親父の回復に向けた特別講座」に参加された当会メンバーの発表では、講座での話や当会の活動について、東京グレイス・ロード(ギャンブル依存症回復施設)を見学した時の感想など、スライドと写真を使って面白おかしく話され、とても楽しい発表でした。
「家族のためのギャンブル問題 完全対応マニュアル」の読み合わせの後、4グループに分かれて、グループディスカッションと続きました。最後は「たかりこチャンネル公開収録」を皆さんで見て、クリスマスという事でラッピングしたお菓子をお配りし、和やかに会は終了しました。
初めて参加された方のお話しを聞き、今とても辛く、どうしていいかわからない気持ちがひしひしと伝わり、その不安や恐れ、絶望した気持ちは4ヶ月前、私が初めて全国ギャンブル依存症家族の会に参加した時の気持ちを思い起こさせるものでした。それが今こうして、みんなと笑い、明るく話せるまでになり、クリスマスプレゼントの準備とブログ作成のお手伝いを頂戴しました。そして、何よりも気持ちが軽くなり、前向きになる事が出来ました。
それは全て、当会や自助グループに繋がり続け、自助グループでの回復プログラムを始め、沢山の当会メンバー、自助グループのメンバーたちに助けて頂いてるからだと思います。私自身、まだまだ回復の途中ですが、いつか、助けられる側から助ける側になれるよう頑張っていきたいと思います。
福岡在住 田中