はじめて参加したメンバーと共に感じた家族会の大切さ(茨城)

12月18日(日)、土浦市にて全国ギャンブル依存症家族の会茨城が開催されました。
今回は初参加の方を含む11名の参加でした。

はじめて参加した方は、これまでの経過と現在の辛い状況、これからどのようにしたら良いのか、途方に暮れている様子でした。

家族の辛い心境は察するに余りあります。
そのため、メンバーからは自分達の経験とギャンブル依存症に関する書籍やセミナー等を通して、家族が対応方法を学ぶことの重要性を伝えていきました。

そして、当会と自助グループの特徴や役割、発達障害等重複障がいがある場合は医療も必要であること、時には弁護士の介入も必要になること等、当事者の状況に合わせた対応が大切になることを共有し、実際の経験から対応方法を提案させていただきました。

初めていらした方の、帰り際の笑顔と「これからもよろしくお願いします」の言葉にほっとした思いです。

ギャンブル依存症という病は非常に厄介な病気です。
回復のために私達ひとり一人ができることを精一杯実施していくことが回復に繋がるのだと思います。

当会には沢山の経験知とビッグデータがあります。

新しいメンバーと共に回復に向けて学び、行動を変えていくことの大切さを実感しながら、全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーと繋がっていることに感謝し回復の道を歩んでいきたいと思いました。


茨城県在住 須能