新年明けて初めての家族会。空気が冷たく寒いものの、澄み渡る青空がきれいな快晴のなか、26名(うち2名が初めての方)が参加しての開催でした。
簡単な自己紹介のあと、田中紀子氏著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせ。集う皆で交代で声に出して読むと、一人で読む時とは違う気づきがあります。
その後「家族の回復とは」をテーマにした家族の体験談。我が家もまさしくそうだった…と思い起こされてでした。
私は全国ギャンブル依存症家族の会や自助グループに繋がった当初、家族に対して回復という言葉を用いることに違和感がありました。治さないといけない、変わる必要があるのは当事者という固定観念も強かったです。
全国ギャンブル依存症家族の会や自助グループに参加することで理解できる考え方や対応策は、私達の今までの経験や気づきがあるからこそのものです。未だ苦しむ当事者や家族等に必要な支援が行き届くための行動をすること。それこそが家族会の役割なのだと改めて思いました。
神奈川県在住 山中