回復への繋がりを拡げたセミナー(宮城)

1月8日(日)、「ギャンブル依存症セミナー」を、宮城県の依存症関連補助金を受け、県の後援も頂き仙台市で開催しました。当事者や家族、医療や行政の関係者、弁護士や刑務所職員、議員など150名程の参加でした。東日本放送による取材も入りました。

宮城県「東北会病院」理事長の石川先生は「ストレスと依存症」と題して話されました。
『自立とは「依存先を増やすこと」。他人と比較すると「病気」になる。』などの説明に納得出来ました。

公益社団法人全国ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子さんは「ギャンブル依存症の家族対応~民間団体の役割~」についての話をされました。
連携の取り組みに強く背中を押された気がします。

最後に、俳優でASK認定依存症予防教育アドバイザーの高知東生さんによる「高知東生回復記」。
「12ステッププログラム」の体験を、田中紀子さんとの掛け合いで紹介されました。
自分の命の癖を見つけて生き方を変える回復劇は、笑いあり涙ありの感動の時間となりました。

参加できた人には回復への繋がりを拡げられた一日となりました。
その感動が、波が伝わる様に、光が闇を拓く様に、広がりゆくことを願います。

宮城県在住 鳴川