１月２８日（土）亀戸文化センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会東京が開催されました。
前半は、全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーに「正しい知識を学んで仲間と共に回復の道へ」をテーマにご自身の体験談をお話していただきました。
「真っ暗なトンネルの中に明るい希望の光が見えた」と穏やかに語っていたことが印象的でした。
私も一人で抱え込んでいた時に初めて参加した自助グループで、沢山の元気なメンバーと出会って希望を感じたことを思い出しました。
最後は、ピンチをチャンスに変える為に自助グループへ参加し続ける大切さを私たちに伝えてくれました。
後半は３つのグループに分かれて、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子さん著書「三代目ギャン妻の物語」の読み合わせをした後、初めて参加された方の現在困っていることをお聞きしました。
同じような経験をしたメンバー達が自身の経験を話したことで、初めて参加された方の表情がだんだんと明るくなっていました。
当事者の抱えた事情がそれぞれ異なるように、家族の体験も様々で、当会のメンバーにもそれぞれの体験談があります。「何か起こってもここに来れば解決策がある」という安心感は、私にとって毎日笑顔で過ごすためのお守りのようなものです。私が助けられているように他の困っている方を助けていきたい、と改めて感じた一日になりました。
東京都在住 伊藤
