2月11日（土）に、霧島市国分公民館で全国ギャンブル依存症家族の会 鹿児島が開催されました。
全員の自己紹介の後、田中紀子著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の「自助グループ、家族会につながろう」を読み合わせました。
その後、初めて参加された方々から、ギャンブルの問題がわかってから苦しい日々を過ごした事、相談する所を必死で探して当会に辿り着いた事をお話しされました。
今困っている事について、以前から参加されている家族がご自身の経験を伝えました。
全員が泣き笑いしながら、当事者の行動特性を語り、家族が正しい対応をする事が大事だと伝えられたと思います。
私は息子のギャンブルと借金を知って、直ぐに慌てて説教し借金を肩代わりしました。
それから息子の借金は倍増しました。説得や説教など何の効果もない事を体験しました。
家族が対応を変える！頭では理解出来ても行動は難しいです。
自助グループで自分自身が元気になることを学びながら、全国ギャンブル依存症家族の会に参加し続け、同じ経験をされたメンバーのサポートを受けて、息子は回復の道に進む事ができました。
私は当事者の父親です。当会も自助グループも妻や母親で女性が多く、男性の参加は少ないです。今回は父親の立場での参加者が３人おられました。父親が当事者の回復を妨げていたとの話もありました。家族が同じ対応をする事も大事だと実感しました。
お父さん方の参加もお待ちしています。一緒に学びましょう。
鹿児島県在住 松元
