2月26日(日)、王寺町防災コミュニティセンター(いずみスクエア)にて、全国ギャンブル依存症家族の会奈良が開催されました。
啓発動画の視聴、田中紀子著「家族のためのギャンブル問題 完全対応マニュアル」の読み合わせ、参加者同士での経験の共有をしました。今日は他府県から当会メンバーの参加があり、いつも以上に知識や情報を得る機会となりました。
また、啓発動画は家族としてやってはいけない対応(借金の肩代わり、当事者への関わり等)を改めて見返すことができました。私自身もギャンブル依存症の問題が発覚した当時、家族として何とかしなければという思いで、借金の肩代わりや金銭管理等をやってきたことが、自分の思うようにならず困惑したことや、これからどうなるのだろうかという不安を抱えた状況であったことを思い出しました。
全国ギャンブル依存症家族の会や自助グループに繋がって約1年が経過します。
最初の頃は何も分からず戸惑いもありましたが、家族の対応を学びながら行動することで、次第に元気を取り戻していくことができています。
当事者の子どものことは、時に気になったりすることはありますが、その時はメンバーと経験を共有することで、関係性に境界線を引いて考えることが出来るようになりました。
今後も、当事者のお金の問題に手を出したり、構いたくなる衝動に陥らないように、当会や自助グループに参加し続けたいと思っています。
今回初めて参加された方が、今の辛い状況から同じような経験をしているメンバーの共感ある場所で、笑顔を取り戻すことができるように、全国ギャンブル依存症家族の会に繋がり続けていただきたいです。
そして、共に元気になっていきましょう。
次回は、令和5年3月26日(日)13時より、同じ王寺町防災コミュニティセンター(いずみスクエア)にて開催します。皆さまのご参加をお待ちしております。
奈良県在住 峰本