一人で悩まないで、勇気を出して繋がろう(奈良)

3月26日(日)王寺町防災コミュニティセンター(いずみスクエア)にて、全国ギャンブル依存症家族の会奈良が開催されました。

田中紀子著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」から「対応3 借金問題を焦らなくていい理由とは?」を読み合わせしました。

私は、全国ギャンブル依存症家族の会に参加し始めて4年以上になりますが、参加前は借金の肩代わりがギャンブル依存症を悪化させると知らずに、借金が発覚する度に肩代わりをしていました。

当会に参加するようになり、メンバーから当事者に一人暮らしを提案して自立を促すように進められましたが、なかなか決心がつかず、会に通うことでメンバーに後押しされ行動に移すことが出来ました。

メンバーの経験と知識を得ることで、自分一人では出来ないことが出来たのだと思います。

今回初めて参加された方は、当事者の問題から手を放す事に不安を感じておられたので体験をお伝えしました。

初めは、当事者の問題を本人に返して手放す事が出来なかったメンバーも、他府県の全国ギャンブル依存症家族の会や自助グループに数多く足を運ぶうちに、自分自身に向き合い元気になっていく姿に希望を感じています。

誰にも話せない悩みを話せる場所があり、進む方向性がわからなくなった時、誰かが必ず導いてくれます。
勇気を出して参加してみませんか。

ギャンブル依存症に苦しむ家族が、1人でも多く繋がって元気になれるように活動したいです。

奈良県在住 坂口