3月19日(日)ホクト文化ホールにて、全国ギャンブル依存症家族の会・長野が開催されました。
全国ギャンブル依存症家族の会千葉・埼玉・群馬のメンバーである藤井さんから、「家族の回復〜新しい生き方〜」をテーマに家族の体験談のお話をしていただきました。家族のギャンブルの問題で全国ギャンブル依存症家族の会や自助グループに参加していく中で気づいた、藤井さん自身の問題に対応していく様子を話していました。
ギャンブル依存症者が作った借金を家族が不安のあまり肩代わりすると、ギャンブル依存症者はまたさらに多額の借金を作るというご説明もありました。とてもわかりやすく、また、参加者それぞれの経験も思い出し、共感のあるものでした。
家族のギャンブルによる借金問題に困っていた藤井さんですが、今は新しく参加した方へ自身の経験を伝えたり手助けすることで、自身の人生に生きがいを感じていると話していました。私もはじめて全国ギャンブル依存症家族の会に参加したときは安心して話せる場所ができてホッとした気持ちになりましたし、これから参加する方にも同じように思ってもらえるよう通い続け、ギャンブル依存症について学んでいきたいと思いました。
ギャンブル依存症はWHO(世界保健機関)が認める精神疾患です。家族側が当事者に対する正しい対応の仕方を知ることが大切です。全国ギャンブル依存症家族の会では、ギャンブル依存症について学べるとともに、所属メンバーの実際の体験談を聞くことができます。
次回の開催は、4月16日(日)です。家族や友人などのギャンブル問題で悩んでいる方、一緒に対応の仕方を学びませんか。
茨城県在住 中島