学ぶことで不安が小さくなります(鹿児島)

4月8日(日)霧島市国分公民館会議室にて、全国ギャンブル依存症家族の会 鹿児島が開催されました。

今回は森口病院の支援者の方が2名参加され、当事者に対してより良い対応をするために勉強しようする姿勢に感銘を受けました。
はじめに「やってはいけないリストと〇〇リスト」の読み合わせを行い、新しく参加された方に詳しい現状と困っていることをお伺いしたところ、これから金銭管理をしようかと話し合われていたとのことでした。
メンバーの体験から金銭管理をすることによってどんなことが起こったか、どうしてやってはいけないのか具体的に聞くことができ、改めて家族として正しい対応が重要であるかを痛感しました。

私が当会に参加した当初はメンバーの体験談を聞くたびに、これから同じようなことが起こるかもしれないという不安と、解決策が見いだせない絶望感で泣いてばかりでした。しかし、回を重ね参加するうちに回復の道に進んでいる当事者のお話や、家族の対応によって回復に繋がったお話を聞くことにより、少しずつ希望の光を見つけることが出来るようになりました。そして自助グループでは自分が元気になる事や物事の考え方を、当会ではメンバーの経験から家族としての対応を学んでいくことが必要だと気付きました。

私の漠然とした不安は対応策を学ぶことによってどんどん小さくなっていき、今ではメンバーと一緒なら乗り越えていけそうだと思えるくらいになりました。

当事者の回復には人それぞれのペース、タイミングがあってこれからどんなことが起こるのか分かりませんが、回復のために良いと言われていることを一日一日積み重ねてやっていこうと思います。

宮崎県在住 小川