4月16日(日)ホクト文化ホールにて、全国ギャンブル依存症家族の会・長野が開催されました。
今回、初めての方が3名と県外からも仲間が参加してくれました。
前半は、簡単に自己紹介をした後、『ギャンブル問題完全対応マニュアル』本より〝借金返済を焦らなくていい理由とは？〟の読み合わせをしました。
借金返済（尻拭い）しなくなったらどうなるのか、心配で仕方ない家族の気持ち、でも解決策がある。
過去に息子から借金を告白されるたびに尻拭いをしていたこと、
督促状の色に恐ろしくなり世間の目が気になり、せっせとお金の工面だけに目を向けていたこと
を思い出しました。
後半は、初めて参加された方を中心に、今の悩み事、困りごとをお聞ききしました。
それぞれ立場も状況も違いました。
何年も家族だけで何とかしようやってきたが数年後にまた借金が発覚し改善されなかった方、
今のやり方よりもっと良いやり方があるんじゃないか…と涙ながらに自分を責めておられる方、
私もそうだったな…と思い出しました。
私の経験から、
自力で何とかしようと試行錯誤して金銭管理をやってきたことが全て真逆の対応だったこと、
結果的には本人を苦しめて病気を進行させてしまっていたこと
をお話しました。
家族が現実を受け入れるのは苦しい…かつての私もそうでした。
でも、全国ギャンブル依存症家族の会に繋がって、仲間の経験に耳を傾け実践していくうちに家族は元気になり、仲間の手助けで当事者も回復していく姿をたくさん見ることが出来ています。
まずは、家族が行動を変える！
ギャンブル依存症は進行性の病気であること、気付いた時に家族の正しい対応が肝心です。
仲間と一緒に解決策を見つけていく。それが回復への近道だということを今後も伝えていきたいと思いました。
次回は5/14（日）ホクト文化ホールにて、ギャンブル依存症当事者支援部の方の体験談も予定しています。
ぜひ、ご参加ください。
長野県在住 久保田
