安心して『話せる』場所で繋がり続ける(新潟長岡)

4月15日(土)  全国ギャンブル依存症家族の会新潟が、まちなかキャンパス長岡で開催されました。今回、初めての方も参加されました。

自己紹介の後、田中紀子氏著書『家族のためのギャンブル問題 完全対応マニュアル』の原則2.解決のチャンスを引き寄せようの読み合わせをしました。

読み合わせの中で、私自身、会に繋がるまでは当事者の息子の事を「育て方が悪かった」「親なんだから責任を持たなければ」「嫁や友達にまで迷惑を掛けてしまった」等と思い、家族だけで何とか解決しようと躍起になっていましたが、家族だけではどうすることも出来ず、家族会に繋がり、メンバーの話を聞く事で「自分だけじゃなかった」「解決法はあるんだ」とホッとした事を思い出しました。 その時に、メンバーから「ピンチはチャンス」と言われた一言で気持ちが救われた事は今でも忘れられません。

読み合わせの後は、初めて参加された方の悩みを聞いて、代表に相談し、行動に移したメンバーの話を聞き、互いに相談し合ったり、経験や体験談が聞ける有意義な時間で、「もっと深く聞きたい…」と時間が足りなくなってしまうくらい話に夢中になっていました。

話を聞いたり、相談に乗る中で、「今、抱えている問題や気持ち」「不安な感情」を『他人に話す』事が大切だと改めて気づくことが出来ました。

話すことで、共感したり、相談にのってくれるメンバーがいる。「こんな想いをしているのは自分だけじゃなかった」と思える事で、凄く気持ちが楽になります。

安心して話す事が出来る、経験してきた同じメンバーが居るこの場所は私にとって居心地の良い場所になっています。

「こんな事、話していいのかな」「恥ずかしい」「どうしたらいいのか分からない」…等。

一人で悩みを抱えず、先ずは当会に参加して話してみませんか。

そして共に笑顔と元気を取り戻しましょう。

次回は5月6日(土) 新潟総合福祉会館で開催されます。 是非ご参加下さい。

新潟市在住 正木