希望を感じました(宮城)

4月23日、仙台福祉プラザで、全国ギャンブル依存症家族の会宮城が開催されました。

前半は「家族の回復 ~自分を変えていく 自助グループで仲間と共に~」というタイトルで、全国ギャンブル依存症家族の会東京の関口さんが体験談を話されました。

仲間と共に、自分の行動を勇気を持って変えていったこと。
生き生きと自分自身の人生を歩み、他の人を助ける活動をしている姿がとてもまぶしく感じました。

今回は家族の会に初めて参加した方が6名来られ、今困っている事についてそれぞれ話をして頂きました。関東のメンバーが7名応援で来ていたので、どのような対応をしたら良いか、経験に基づいたアドバイスをしてくれました。

妻の立場の方へは、今後予想される事態に備えてお金を貯める事、その為にどうしていくのが良いか具体的な提案がありました。私自身も、話を聞いていて知らない事が沢山有ると感じました。これからも学び続けていきたいとあらためて思いました。

また他のメンバーからは、「家族の会と自助グループに参加しつづけたら、1年後は同じ事で悩んでいない、何かしらの形で解決している」と力強い言葉がありました。
ギャンブル依存症の問題を家族の中だけで抱え込んでしまうと、良かれと思ってやった事がさらに問題を悪化させる、という事実に中々気付けないものです。参加し続ければ希望はある、と感じました。

来月の家族の会では、東京グレイスロードセンター長の服部さんに講演して頂きます。服部さんはギャンブル依存症から回復されている当事者の方でもあり、貴重なお話を聞ける機会になります。皆様の参加をお待ちしています。

宮城県在住 鳴川