4月22日土曜日、東京都江東区亀戸文化センターにて全国ギャンブル依存症家族の会 東京が開催されました。
私は夫のギャンブルの問題で全国ギャンブル依存症家族の会東京に参加するようになり、今回が2回目の参加となりました。当日は開催時間が近づくにつれ続々と多くの人が集まり、ギャンブルの問題で悩んでいるご家族はこんなにも沢山いるのだなと、改めて驚きました。
はじめに「家族の回復の歩み」というテーマで全国ギャンブル依存症家族の会東京の長畑さんより、ご自身の体験談の発表がありました。長畑さんが体験談で話されたこと、同じことを私も夫に対して行っていました。借金の尻拭いや金銭管理、説教等どれもギャンブル依存症の病気を進行させてしまう行動だったと知り、問題は夫にあるとばかり思っていましたが、自分の内面や感情と向き合い自分側の問題と考え直し行動していくことが、回復への第一歩なのだと知ることが出来ました。
また体験談を聞けたことで、私だけじゃなかったと安心した気持ちにもなりました。
体験談のあとはいくつかのグループに分かれて、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子さん著書「三代目ギャン妻の物語」の読み合わせとそれぞれの自己紹介を行い、初めて参加された方の現在困っていることをお聞きしました。初めて参加された方々と似たような経験を持つメンバーが自身の体験を話し、具体的なアドバイス等もされていました。
知識と経験を兼ね備えたメンバーからのアドバイスを聞いていると、こんなにも頼もしい相談者は他にはいないだろうと、心強い気持ちになります。メンバーの方々の体験談や問題に立ち向かう姿見ることで、きっと解決策はある。と、今は希望を持てるようになってきました。あるメンバーの方が「ピンチはチャンス」と言っていました。これからも全国ギャンブル依存症家族の会に参加して、次のピンチはチャンスに変えられるようになりたいと思っています。
ご家族のギャンブルの問題で悩んでいる方、決して一人ではないと思います。是非、会場に足を運んでみて下さい。次回の開催は5月27日(土)江東区亀戸文化センターです。
東京在住 仲道