4月30日(日)、アピオあおもりで、全国ギャンブル依存症家族の会青森が開催されました。
前半は「家族も回復しよう!」というタイトルで、全国ギャンブル依存症家族の会の宇都宮さんが体験談を話されました。
自助グループに参加することで、当事者を変えるのではなく自分が変わることを学び、自助グループが安心、希望の場となったとのこと。現在は、仲間とともに他の人を助ける活動をし、回復することが楽しいと話されている姿がとても生き生きしており、輝いていると感じました。
参加したメンバーの経験や体験の話し会いの中で、今回、初めて参加した方から、「当事者の問題がなくなってもなぜ続けて参加されているのですか?」との質問がありました。メンバーからは、「当事者には回復があっても完治はなく、同様に家族も回復があっても完治がない。だから通い続けることが大事」とのアドバイスがありました。
ギャンブル依存症の家族は、良かれと思ってやった事がさらに問題を悪化させるという事実に中々気付けないものです。参加し続けることで対応の仕方を勉強し、まず家族が変わらなければと感じました。
青森県在住 牧野