5月14日、あすてっぷKOBEにて全国ギャンブル依存症家族の会兵庫が開催されました。
最初に、ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部メンバーの横山大輔さんより「回復を楽しもう」というテーマで体験談をお話し頂きました。
このお話の中で、依存症者の回復には家族側の理解と適切な対応が必須だということを学びました。
今まで私は息子の借金の肩代わりをし、金銭管理をし、説教をすることで立ち直ってくれると思い対応していました。
そうすることで、息子の病気を悪化させてしまい息子も家族も共に悩み苦しみ、どん底の生活を送ってきた日々を思い出しました。
当事者体験談では、現在自助グループに通い続けることで元気になり、回復していくことを楽しみ、ギャンブルをしていた頃より、やりたい事が出来始めているそうです。
こちらも明るい気持ちになりました。
その後、「行動して変わった景色」というテーマで全国ギャンブル依存症家族の会兵庫メンバーの前野浩子さんより自身の体験談発表がありました。
どうにかして当事者を立ち直らせようと間違った対応を繰り返し苦しんでおられた日々の葛藤に、私自身も同じことをしていたので共感する部分が沢山ありました。
当会に参加しキラキラしたメンバーの中で、自分の行動を変えてみたら、人ってこんなに変われるんだ！と勇気をもらうことができました。
私も数ヶ月前まで息子をなんとかして変えようと必死でした。
しかし、当会に参加しメンバーに支えてもらいながら勇気を出して自分の行動を変えたことにより、息子も家族も元気になるための回復の道へ一歩踏み出すことができました。本当に感謝しています。
一人で悩まず勇気を出して行動することによって元気を取り戻すことができます。
当会に一人でも多くの方が参加され、適切な対応を学び回復への道へ進まれることを願っています。
来月は、6月11日(日)あすてっぷKOBEにて開催されます。
是非会場に足を運んでみてください。
兵庫県在住 友井
