家族会のピアサポートの重要性を実感!(茨城)

5月21日(日)県南生涯学習センターにて全国ギャンブル依存症家族の会茨城が開催されました。

前日までのギャンブル等依存症問題啓発週間に合わせて精力的に広報活動を行ったためか、県の内外からたくさんの方にお越し頂きました。

冒頭では自助グループの方と全国ギャンブル依存症家族の会神奈川の田村さん、それぞれおふたりからお話いただきました。田村さんからは広がるオンラインカジノへの問題提起もなされ、全国ギャンブル依存症家族の会茨城としても喫緊の課題だと感じました。

その後輪になり家族会、考える会の在り方、それぞれの役割を公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の田所事務局長よりご説明頂き、家族会と考える会の連携の大切さ、そして参加し続ける大切さを学びました。

その中で自助グループのみならず家族会に参加されている方のほうが依存症当事者の方の回復が8割も高いという話しに感銘を受けました。

自己紹介の後、二つのグループに分かれ初めて参加された方を中心に話しを伺いました。

初めは戸惑いを受けていたようですが、同じ境遇のメンバーが数多くいたこと、そして共感や具体的な対応アドバイスを頂けて安心されている様子でした。

私は家族会に参加をし続け、正しく、具体的な対応する事で前に進むことができることを学びました。

しかし、それは決して一人でできることではありません。メンバーの力が必要不可欠です。

地元選出の衆議院議員国光あやの先生もお越しになり、私たちの話を聞いていただくとともに、依存症治療に従事されていた医師としてのご経験をもとに、家族会のピアサポートがいかに重要かをとても理解をして頂いており、家族会支援を国会で取組みますと仰っていただき大変心強く思いました。

ご家族のギャンブルの問題で悩んでいる方、決して一人ではありません。是非、会場に足を運んでみて下さい。次回の開催は6月18日(日)水戸市福祉ボランティア会館です。予約不要です、ぜひご参加ください。

茨城県在住 永石