群馬県社会福祉総合センターにおいて、令和5年5月28日(日)全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。県外の方々も来てくださいました。
前半は「ギャンブル依存症からの回復」と題して、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部から講師をお招きして、当事者の体験談を聞きました。
2年前に家族の対応がきっかけで回復施設に入寮。そこから回復の道を歩み社会復帰をされています。
現在は復職をし、自助グループに通いながら回復を続けているということで、「自助グループの仲間があたたかい、キラキラしている」と話されていたのが印象に残りました。
家族とやり直したいという一心で回復プログラムに取り組まれた当事者の体験談は、私たち家族も学ぶことが多く、希望が持てました。
また、後半は参加者の自己紹介の後、グループに分かれて現状や困り事等のお話を聞き、当会メンバーからの体験を含めたアドバイスや提案を行いました。
私自身家族の尻拭いを何度となく行い、その度に諭してみたり、説得してみたりしてもうまくいかず一人で悩んでいた経験があります。
混乱と苦悩の時期が長く続きましたが、全国ギャンブル依存症家族の会に参加するようになり気持ちもだんだん楽になっていきました。
家族には家族の解決策があります。一人で抱え込まないで、ぜひ一歩を踏み出してみませんか。
今回当事者の貴重な経験を聞き、どの家族にも共通することなど気づきをたくさんもらいました。
公私ともに多忙な生活を送っていらっしゃる講師に感謝いたします。
次回の家族会は6月17日(土)に開催します。ぜひご参加ください。お待ちしています。
群馬県在住 小林