家族会は同じ経験をした者同士だからこその安心感と癒やしがあります(滋賀)

6月11日(日)、草津市立市民交流プラザにて、全国ギャンブル依存症家族の会滋賀が開催されました。

今回は初めて参加された方が、「私と同じような経験をしている人がいると分かって気持ちが楽になった」と言って喜んでくださりとても嬉しかったです。

読み合わせした、『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル(公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏著)』も好評でした。

参加者が前向きになられていく姿を見て、とてもあったかい気持ちになりました。

当会は、同じ経験をした者同士だからこその安心感と癒やしがあります。ここで私の経験を少し。

元夫がギャンブル依存症になり、金銭問題と裏切られたと感じたり、自分はなんて不幸なのだと自己憐憫に陥いる等、感情の問題がありました。

私はこの悲しみを、経験の無い人にたくさん話ましたが、悲しみが癒えることはありませんでした。

でも、3年前に初めて当会に参加して、そこから少しずつ、少しずつ元気になりました。今は、自分自身でも、前向きに自分の人生を生きている実感があります。

1人でも多くの人が、元気を取り戻せるようにこれからも活動していきたいです。

滋賀県在住 松原