元気になりましょう!(鹿児島)

6月10日(土)大雨の中、全国ギャンブル依存症家族の会 鹿児島が霧島市で開催されました。

メンバー全員が自己紹介と現状を話された後、初めて参加された家族の今困っていることや質問を聞き、参加し続けている方から家族がやってはいけないことなどのアドバイスや提案があり、当会や自助グループに参加され続けることがとても大切であると話されました。

その後、田中紀子著『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』の「自助グループ、家族の会につながろう!」を読み合わせしました。

私たち家族は初めて息子のギャンブルによる借金が分かった時、慌てふためいて頼まれもしないのに立て替え、誓約書や借用書を書かせました。これで息子も立ち直ってくれると安心していましたが、借金は繰り返されました。「なぜ?」という思いから書籍やインターネットで調べてギャンブル依存症という病気を知りました。

3年前に、藁をもすがる思いで県外の全国ギャンブル依存症家族の会に初めて参加しました。誰にも話せず孤独な毎日を送っていた日々でしたが、他県の全国ギャンブル依存症家族の会やセミナーにもできるだけ参加しました。参加する度に仲間が増え、孤独感や不安は段々と薄れていき、元気になっている自分に気付きました。

初めて当会に参加された家族は、不安な中「初めての一歩」を踏み出されたと思います。「次の一歩」も勇気を出して踏み出してみませんか?

家族には家族の解決策があります。一人で悩まず、当会のメンバーと一緒に元気になりましょう。 

鹿児島県在住 松元