6/17(土) ギャンブル依存症当事者の会 香川が香川県高松市にある香川教育会館にて開催されました。
今回は、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部から6名、継続参加6名、初参加3名、三光病院関係者3名(スタッフ1名、当事者2名)の18名の参加でした。
今回の流れは、自己紹介、ギャンブル依存症とは何か?、経験の共有、ギャンブル依存症家族の会香川に合流して当事者支援部1名のスピーチ聴講、で実施致しました。
参加者全員の自己紹介を終えた後、ギャンブル依存症とは何か、12ステッププログラム、自助グループ、フェローシップについて説明をしました。
説明と一緒に事前に自助グループで使用している資料(ハンドブック)を配布し、20の質問(15P〜16P)、強迫的ギャンブルとギャンブラーズアノニマス(8P)、回復のためのプログラム(4P〜5P)を説明の流れに沿って読み合わせしました。読み合わせの後、参加者にランダムに話を振り、説明を聞いた感想を自身の境遇と重ねて話を聞かせて頂きました。初参加のメンバー、参加されて間も無いメンバーの率直な感想や考え方には私自身気付かされる部分が多く、刺激になりました。
その後、経験の共有をしました。時間の配慮もあり、18名全員の経験談を聞くことが出来ました。ギャンブルに狂っていた過去、参加された経緯、どのように依存症を克服していくかを中心に話をして頂きました。
当事者支援部1名のスピーチ聴講の時間では、同じ会場で開催されていたギャンブル依存症家族の会香川に合流し、全員でスピーチを聴きました。どのように依存症を克服していったか、というテーマのスピーチに家族の方が時折深く頷く姿が印象的でした。
定刻通りにプログラムを全て終え、今回の会を閉会しました。
私はギャンブル依存症当事者の会初参加だったのですが、前回から継続参加の方も多く、参加メンバー同士が顔見知りのような感じで和やかな雰囲気でした。これまでの会からの繋がりを感じました。今回たくさんの正直なお話を聞かせて頂きましたが、継続してメンバー同士が顔を合わせ、時間を共にすることで、より正直に、心が開けてくるのだと思います。
当事者支援部からの参加も多かったので参加者に向けた説明の内容には当事者支援部同士で補足したり、初参加のメンバーを個別にフォローしたりなど、より多くの参加者に依存症の克服に向かっている姿、メッセージを伝えることが出来たかなと感じます。同じ会場で行われていた家族の会にはご家族が一緒に来られている参加者も複数いたり、家族の会との連携性も感じました。
また、初参加のメンバーにはオンライングループ、ZOOMミーティングの招待を当事者支援部メンバーが積極的に促して頂き、早速参加してくれました。私もオンライングループに参加しているので、引き続きオンラインを通じて今回出会った参加メンバーの方をフォローしていきたいと思います。
私は当事者支援部に入ってまだ間も無いですが、当事者支援部の目標である12ステッププログラムを全国に広め、自助の新グループ立ち上げを目指し、これかもどんどん各地にメッセージを届けていきたいと思います!!
公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部
大野