困ってる人を助けたい!(鳥取米子)

5月29日(日)米子市公会堂にて、全国ギャンブル依存症家族の会鳥取(米子会場)が開催されました。

簡単な自己紹介後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』本の中の原則1自助グループ、家族会につながろう!を読み合わせしました。

今回は、メンバーから回復施設の話や施設の質疑応答、YouTube たかりこチャンネル『ギャンブル依存症回復施設に潜入』を見ました。
以前から回復施設ってどんな所?と関心があり、今回メンバーからの体験談を聞くことで、施設のことを少し知る事ができました。
回復施設に繋ぐのは簡単なことではない事。施設に繋ぐことだけが回復の道ではないということを学びました。私は当会に参加し始めた頃から息子は重症だから、施設しかないと勝手に決めつけていました。
選択肢はひとつではないし、今はまず、自分が元気になる事が先だと感じました。そのために困ってる人を助けたいと改めて思いました。

その後、参加者の方からそれぞれの経験を話し合いました。
当会へ続けて参加する事の大切さを話される姿をみて、私も4年前にどうにもならなくて参加した当時の自分自身を思い出しました。
本当に苦しくて、月一回当会に行く事で、抱え込んでいた重荷を少しずつ下ろしていけて、気持ちが軽くなって、来月も行こうと思いました。

ここに、解決策がある!きっとある!!
そして、誰かを助ける事で自分が助かる、自分の経験が他の人の役に立つ。
これが大事!!と感じました。

参加して日が浅いメンバー同士だからこそ、共感できる事もあるし、参加年数関係なく自分の経験した事を話す事で、メンバーを助けることができると実感しました。

6月から鳥取市でも全国ギャンブル依存症家族の会を開催します。
鳥取県西部だけでなく、東部の方も、鳥取県の苦しんでいる方がひとりでも多く参加されますように。

お待ちしています。

鳥取県在住 山本