6月25日(日)全国ギャンブル依存症家族の会 福岡が久留米みんくるにて開催されました。今回は公益社団法人ギャンブル依存症を考える会 代表:田中紀子氏の家族相談会に続いて行われました。
嘘を繰り返す夫。夫のことが信じられず不安な中、勇気を出して私は当会に行きました。夫の借金を立て替えない、当事者の責任は当事者に戻すこと。そして、家族である私は自助グループと当会に行き、自分が元気になり、夫への対応を変えないといけないと学びました。
今日は田中氏から1日も早く自立して働きに出ることやギャンブル依存症は脳の機能不全、嘘は病気の症状で愛情と履き違えてはいけないとアドバイスされました。夫が大好きで回復を信じるから離婚しなかったという田中氏の力強い言葉は、私も真剣に夫と自分と向き合い自分の気持ちを確かめていきたいと思いました。
先日、私は当会のメンバーと鳩山二郎代議士の秘書さんに同行してもらい
ギャンブル依存症者の配偶者が児童手当て振込先変更を申請する際、個別のケースに合わせた柔軟な対応を求めるという交渉をすることができました。
行政担当者の方がギャンブル依存症の病気の理解をされていたのに驚き、またすぐに対応されたのは、私一人では出来なかったし今までの当会メンバーの努力の積み重ねなのだと思うと本当に感謝です。
当会には私と同じ妻の立場の方もいらっしゃって心強く、正しい知識や対応を学びつながり続け、夫婦共にそれぞれ元気になっていくことでギャンブル依存症を抱えていても幸せな家庭を築いていけるのではないかと希望がわいてきました。
福岡県在住 宗