令和5年7月2日(日)市民会館おおみやにおいて、全国ギャンブル依存症家族の会埼玉が開催されました。
前半は公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部から講師をお招きして体験談を聞きました。自助グループに繋がるまでの経緯や、家族の対応が変わったことによる心境の変化、そして公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の一員として、ギャンブルの問題で苦しむ仲間を手助けする活動を始めるに至ったきっかけなどをお話してくださいました。
これからも同じ問題で苦しんでいる仲間のために活動していきたいとお話しされる姿に、ギャンブル依存症は回復できる病気なのだと改めて希望をもつことができました。
これまで何度か当事者の体験談を聞く機会がありましたが、みなさんに共通することは、家族の対応が変わったことがきっかけとなり、自助グループや回復施設など、ギャンブル依存症から回復するための治療に繋がることができたということです。
私たち家族も今まで慣れ親しんだやり方を変えるには覚悟が必要ですが、私はたくさんの経験あるメンバーから勇気をもらい対応を変えていった結果、夫を治療に繋げることができました。
後半はいくつかのグループに分かれて、現在困っていることについてお話を伺い、当会メンバーから経験に基づく具体的なアドバイスや提案が行われました。
身近な方のギャンブルの問題で困っている方、ぜひ全国ギャンブル依存症家族の会に参加してみてください。問題の解決に向けて進んでいけるよう、当会メンバーが全力でサポートします!
群馬県在住 高田