共感が必要です(香川)

7月15日(土)、サン・イレブン高松において「ギャンブル依存症セミナーin香川」が開催されました。
これは、厚生労働省依存症民間団体支援事業として昨年に引き続き、関東や関西から、また近県の当会メンバーが香川県で全国ギャンブル依存症家族の会を立ち上げようと、皆で力を合わせて行っている事業です。
地元のギャンブル依存症で困っておられるご家族の方に私達と繋がっていただき、香川県でも全国ギャンブル依存症家族の会が根付いていく事を目的としています。

当日のセミナーでは、香川県こころの医療センター五色台 院長 佐藤仁先生にご講演いただきました。全国ギャンブル依存症家族の会や自助グループに参加する事が大切だとお話されて当会はしっかりした組織だと仰っていただきました。
次に(公社)ギャンブル依存症問題を考える会 田中紀子代表には「現在のギャンブル問題について」お話をしていただきました。そして、俳優でASK依存症予防教育アドバイザーの高知東生氏にはご自身の回復された軌跡をお話いただきました。
途中、気づいたら目頭が熱くなり涙を流している私がいました。

セミナーには、家族の方の他に援助職の方も多数ご参加くださり、今後の連携に大いに希望が持てるなぁと思いました。

セミナー終了後は、その場で今回初めて参加された方や、参加し始めて間もない方の相談に田中紀子代表がアドバイスをしてくださいました。干渉し過ぎる事をやめられない家族の方に的確な提案をされているのを聞いていると、以前の自分も同じだった事を思い出しました。自分で抱え込んでどうにもならなくなり、やっと自助グループに参加したけれど、なかなか現実を受け入れて自分が行動することが出来なかったし、意味が理解出来ませんでした。
そんな私も、時間をかけてだんだんとわかるようになり、今はその頃を懐かしく思えます。
苦しくて、泣いてばかりいた私も変わる事が出来ました。

私は1月と3月に全国ギャンブル依存症家族の会香川に参加させていただきましたが、その時お会いした方が見違えるほどお元気で明るい笑顔を見せてくれた事が、とても嬉しかったです。

来月は8/19(土) 香川県社会福祉総合センターです。また、笑顔でお会い出来るのを楽しみにしています。

大阪府在住 町谷