仲間のおかげで再確認(福島)

7月22日土曜日
郡山市中央公民館で全国ギャンブル依存症家族の会福島を開催しました。

今回は田中紀子著「家族の為のギャンブル問題完全マニュアル」本の「借金返済を焦らなくていい理由とは?」の項目と県精神保健福祉センターの資料「イネーブリングをやめる」の読み合わせをしました。資料の「イネーブリング」とは、依存症の人の世話を焼いたり尻拭いをすることによって、依存を続けやすくする行為のことをいいます。

 
読みあわせのあとに、自己紹介を交えながら、近況の情報共有を行いました。
参加者の体験談の中では、ひとりひとりが今まで行ってきたイネーブリングを話し、皆さん「あるある」とうなずきながら聞いていました。

今までは、当会、自助グループに繋がる前の私たちは、親または家族なのだからと当たり前のように、自分達の生活を犠牲にしてイネーブリングをしてきたことが、当事者の回復の妨げになっていたなどとは思ってもいませんでした。

根深い共依存症者の私達は、まだまだイネーブリンクをやってしまいがちです。
そのイネーブリングのストッパー、歯止めをしてくれるのは、同じ境遇の同じ立場の家族である仲間なのだと再度確認する事が出来ました。

同じ経験を共有してきて気づきを与えてくれた仲間に感謝致します。

福島県在住  面川