真夏の暑さが厳しい8月12日（土）、水戸市福祉ボランティア会館にて全国ギャンブル依存症家族の会 茨城（水戸会場）が開催されました。
新しく参加された方や他県の方もいらして賑やかな開催でした。
今回は家族の体験談として、全国ギャンブル依存症家族の会東京から、関口さんが登壇されました。
優しい雰囲気で穏やかな口調の関口さんからは、想像もできないようなギャンブル依存症で苦しんでいた時期と、全国ギャンブル依存症家族の会や自助グループに参加し続け回復したプロセスを分りやすく語ってくださいました。
私は、息子（当事者）がギャンブル依存症です。このような体験談をお聞きする度に、息子の借金が発覚し問題行動を起こした時、大学の先生から「息子さんはギャンブル依存症です。まずは、ご家族が対応を勉強してください」と言われ、全国ギャンブル依存症家族の会を紹介されたこと、半信半疑の気持ちのまま初めて当会に参加した日のことを思い出します。
そして、振り返ると、当会のメンバーは、息子の問題が発覚したり、私が動揺する度に、いつでも適切なアドバイスで支援をしてくれていました。
そのお陰で、現在、私は落ち着いて平穏な日々を過ごすことができています。
これは、当会や自助グループでギャンブル依存症の正しい対応を学んだこと、そして、支えてくれるメンバーがいるという安心感があるからだと確信しています。
当会には沢山の経験知があります。
どうか、1人で悩まずに、まずは当会に足を運んでみてください。
参加し続ける度に、不安な気持ちが軽減することでしょう。
茨城県在住 須能
