みんなの力をかりて家族が行動を変える(鹿児島)

8月12日(土)霧島市国分公民館会議室にて、全国ギャンブル依存症家族の会 鹿児島が開催されました。お盆前で少人数でしたがいつものメンバーが集まり、それぞれ現状報告をしました。先取り不安一杯のメンバーに、そんな時にはメンバーに連絡してみようとのアドバイスもありました。

参加し始めた頃の私は感情でいっぱいになり言葉詰まらせて、涙を流していました。今ではメンバーの話に共感し『ある・ある』と頷き、時には笑いが出る時もあります。
同じ体験をしてるメンバーの前では安心して話すことができ、話し終えると気持ちが楽になります。回を重ねていく度に元気になっていくのを実感しています。この場所があること、そして共感出来るメンバーがいることに感謝です。

公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会田中紀子代表の著書『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』の読み合わせをしました。
当事者が回復していくためにはまず家族の基本的な対応が必要と再確認することができました。

借金は当事者本人の問題であり、家族がストレスを抱えて共倒れしない為にも当会に参加し続けることが大事で、間違った行動を認め繰り返さない。家族だけでは解決できない病気なのです。
まだ苦しんでいる方に一日でも早く当会に参加して欲しいと思います。一緒に笑顔を取り戻していきましょう。
 
鹿児島県在住 本田