仲間を信じて希望を持とう(兵庫)

8月6日、全国ギャンブル依存症家族の会 兵庫があすてっぷKOBEで開催されました。
はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部メンバー武内秀晃さんの体験談を聞きました。
自分ではどうにもならなくなって自助グループに繋がり、今は困っている当事者の手助けをして自分自身も元気になって回復し続け、幸せを掴んでいるお話に拍手が上がりました。希望のあるお話が聞けて明るい気持ちになりました。

次に、当会東京メンバー渡辺葉子さん、兵庫メンバー奥田久美子さんから児童手当の当事者による使い込みの実態と相談先である行政の対応について講演がありました。
私自身も、夫の児童手当の使い込みが初めて分かった時に「借金はない」という嘘を信用していました。しかし、今年のはじめ夫の借金と再度の児童手当の使い込みが分かり、自分一人では解決策がなく、当会に参加しました。
本来、子供の為の児童手当なのに…、
苦悩する妻たちを後押しする活動内容に感動しました。
これから行政の対応が変わる事を心から願います。

後半は簡単な自己紹介をし、四つのグループに分かれて、初めての方中心に今のお困り事をお話し頂きました。

私は初めて当会に参加する前、同じ日に当事者会があると知り夫を誘いました。夫も参加には同意してくれましたが途中で気が変わらないだろうか、ずっと不安でした。もし行かないと言ったらどう説得しようか悩んで、夫の行動が気になって仕方がありませんでした。
当事者が何とかしてお金を引き出そうとしてくる言葉や度重なるウソに翻弄されないよう我々が当会に参加して、まずはギャンブル依存症の正しい知識と病気の理解をし、家族が元気になって正しい対応をすることが大切です。

当会、自助グループどちらも続けて参加するうちに、メンバーから「初めて来た時は泣いていたのに今は、明るく元気になったね。」と声掛けがあると自分自身が本当に元気になったと実感して嬉しく思います。

全国ギャンブル依存症家族の会兵庫は、同日、別室で当事者会も開催しています。また事前予約の保育があるので、小さな子供がいる方も安心して参加できます。
ご参加お待ちしております。

兵庫県在住 水本