8月19日(土)に群馬県社会福祉総合センターにて全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。
初めに妻の立場の当会メンバーの体験談を聞きました。
真面目で優しい夫が、ギャンブルにのめり込み、自分が何とかしなければと孤軍奮闘する中、自助グループと当会に繋がり、行動を変えて自分自身にしっかり向き合うことができたこと、繋がり続けることの大切さ、自身の経験と学びをわかり易く丁寧に話をして頂きました。
自分自身の体験と重なり、強く共感しあついものがこみ上げてきました。
次に２つのグループに分かれて簡単な自己紹介の後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 代表田中紀子著書の「家族のためのギャンブル問題対応マニュアル」の読み合わせをし、改めて正しい対応と知識の大切さを痛感しました。
その後まだ参加経験の浅い方が現在悩んでいること、困っていることを伺いました。
メンバーよりそれぞれの経験から対応や解決策をお伝えしました。メンバーからのアドバイスを頷きながら真剣に聞いている姿に一年前の自分を思い出しました。
当会に参加するまでの長い間、病気の理解がなく、息子に対して間違った対応をし続け病気を悪化させてしまいました。全国ギャンブル依存症家族の会に繋がり正しい対応や知識を得る事ができました。
繋がり続けて本当に良かったです。視野も拡がり生活が変わりました。メンバーの支えがあったからこそ、私自身も行動を変えることが出来ました。本当に感謝しています。
当会は多くの経験と正しい知識が集まったビッグデータを持っています。一人で悩まず同じ経験をした家族と共に、病気の理解と知識を学び、問題の解決方法を一緒にみつけていきましょう。
まだ困って苦しんでおられる方が一人でも多く参加してくださることを願っています。
次回は9月16日(土)に群馬県社会福祉総合センターで開催されます。お待ちしております。
栃木県在住 大橋
