病気の理解と知識を身につけ、回復への希望(宮城)

8/27(日)に、仙台福祉プラザで、全国ギャンブル依存症家族の会 宮城が開催されました。

始めに、当会メンバーの佐々木さんの体験談がありました。当会に参加した経緯、そして今はたくさんの知識をつけていきながら、当事者と家族が回復に向かえるという希望を持って、解決策をさぐりながらも前向きに活動しているお話を聞けました。
初めは戸惑いながらも、同じ経験をしているメンバーに、共感してもらいながら勇気をもらい、孤独から抜け出せると感じました。

後半では、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせを全員でしました。

初めて参加される方たちからは、そうなの?間違っていたんだ!これからは知識をつけたい、などの感想を聞くことが出来ました。私も、つい家族として当たり前にやってしまう行動が、この病気に関しては、違う対応が必要になること、そしてそれが参考に出来る経験と知恵が、ここにはある!と思いました。

その後は、初めて参加されたかたから、現在一番何に困っているかなどを優先的に聞きながら、同じ経験をしてきたメンバーたちからの、対策や具体的なアドバイスがありました。

相談できる場所があることは家族にはとても大切なことだと感じました。

次回は、9/17(日)13:00〜15:00日立システムズホールで、
公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部から講師をお招きし、ギャンブル依存症当事者の体験談をお話いただきます。全国ギャンブル依存症家族の会宮城では初めての取り組みです。
また、体験談のあとは、家族とは部屋を分けて、今悩んでいる当事者も支援部の方との、具体的な相談も出来ますのでぜひ、ご参加下さい。

宮城県在住 小野