8月26日(土)全国ギャンブル依存症家族の会東京が江東区文化センターで開催されました。
今回は、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の阪井さんより、ギャンブルを始めたきっかけから自助グループに参加するまでの経緯と、自助グループに参加した当時の状況や家族への思いなどの体験談をお聞きしました。
家族に認められたくて最初は仕方なく参加していた自助グループだったが、自分の事を安心して話せる唯一の場所となり、共感してもらえる環境が希望となっていった。
また、自分自身の問題と向き合うために、家族と離れて一人暮らしをする事になった時も、当時は理解が出来なかったけれど、今は理解出来るし行動してくれた家族に感謝している。と、涙ぐみながら正直にお話されている姿がとても印象的でした。
私も当会に参加するまではとても不安でしたが、参加してみると悩んでいるのは自分だけではないとわかり、ここでなら自分の気持ちや思いを打ち明けられると感じました。
今まで一人で悩んでいたけれど、ここに来たら気持ちが楽になるし、どのように対応したら良いかわからず困っている時は沢山のメンバーが一つ一つ具体的な解決方法を教えてくれる。その安心感が希望となり、次も来てみようと思えた日を思い出しました。
体験談の後は、いくつかのグループに分かれて初めて参加された方を中心に今困っていることをお聞きし、当会のメンバーが具体的なアドバイスや提案を行いました。初めは緊張されている様子でしたが、最後には笑顔を見せて下さいました。経験豊富なメンバーの力の大きさを改めて感じました。
当会ではどんな悩みでも話をする事ができます。一人で悩んでいる方、ぜひ一度参加してみて下さい。きっと解決方法がみつかります。
次回は9月23日(土)亀戸文化センターでお待ちしております。
東京都在住 石田