8月13日(日)新潟市総合福祉会館にて、全国ギャンブル依存症家族の会新潟が開催されました。猛暑の中、さらにはお盆にも関わらず、県外の方も含め大勢の方から参加していただきました。
簡単な自己紹介をし、初めて参加された方と参加して間もない方から、今、困っていることをお聞きしました。本当に困っていて、一刻も早く何とかしたいという思いがひしひしと伝わってきました。
当会のメンバーから具体的なアドバイスと、同じような経験をした方の話をさせていただきました。
初めての方は最初は戸惑っているようでしたが、方向性が見えたことに安心されたようでした。
そして「ここにいる人、全員がギャンブル依存症で困っている家族の人だと聞いて驚きました」と言われ、自分もこの会に初めて参加した時を思い出しました。
私は元夫の借金問題を抱えて困っていましたが、誰にも相談できませんでした。「こんなこと、どこに相談すればいいかわからない。第一、恥ずかしくて誰にも言えない」と孤独で社会から疎外されていると思っていました。
けれども、当会に参加して「このようなことで悩んでいるのは私だけではなかったんだ!」と分かり、衝撃を受けました。それと同時に、心が軽くなり、自分の居場所を見つけたように思えました。
さらに、当会のメンバーが温かい言葉をかけてくれ、どうすれば良いかも一緒に考えてくれました。本当に心強かったです。私は助かるかもしれないと、希望を持つことができました。
当会で私は依存症は病気であり、彼の性格の問題ではないこと、そして、私の対応が間違っていたために、彼を悪化させ、さらに自分の首も絞めていたことがわかりました。
今、私は新しい人生を歩むことができていますが、当会で依存症について学んだことが大きなきっかけの一つになったと思います。
ギャンブルの問題で苦しんでいる方が当会を知り、参加して下さることを願っています。そして、今度は私が助けになれればと、思っています。
新潟県在住 青柳