家族には家族の解決策があります。(茨城土浦)

8月20日(日)県南生涯学習センターにて全国ギャンブル依存症家族の会茨城土浦が開催されました。

今回は、一般社団法人ネット・ゲーム依存家族の会代表理事ASK依存症予防教育アドバイザーの黒田さんのお話もお聞きしました。思い込みや間違った対応を受け入れ、具体的な解決策を共依存からの回復プログラムを通し学ぶことが大切だと知りました。それは思考パターンを変え、行動を変えてこそ変わるものだそうです。

同じ家族の立場である「仲間」が、適切な言葉とタイミングで忠告してくれるからこそできたと聞いて、勇気をもらえました。

ギャンブル依存症の正しい知識を身につけ、いざというときに備えておくことの大切さもわかりました。

わたしの在住している県からは車で 3時間かかります。
私の地元には全国ギャンブル依存症家族の会がありません。
なぜ当会に参加するのか?それは私自身の共依存を知り、認めた時にこそ自分自身が元気になり、息子のギャンブル依存症という病気としっかり向き合えると教えられたからです。

現実から逃げ出したくなるたびに当会に参加しては勇気を貰っています。
そして、よく来てくれましたね!またお会いしましたね!と声をかけていただける安堵感は何歳になっても嬉しいものと感じました。家族のギャンブル依存症の問題で悩む同じ立場のメンバー同士が、悩みや悲しみそして怯えもが話せる「分かち合える場所」だと思いました。帰宅したのは9時過ぎていましたが、感動と感激で時間のたつのも忘れるほど、あっという間で不思議なくらいでした。

私は、この「分かち合いの場所」があるから立ち向かえると感じています。

私自身、現実を認めるのは辛いことでしたが、継続して参加しメンバーと何度も話すうちに、自分は一人ではないということがわかりました。家族には家族の解決策があります。家族のギャンブル依存症の問題でお困りの方、ぜひ全国ギャンブル依存症家族の会に参加してみてください。

山形県在住 太田