２０２3年９月1７日（日）全国ギャンブル依存症家族の会高知が土佐市複合文化施設
「つなーで」で開催されました。
前半は公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 代表田中紀子著書の『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』の原則１の読み合わせをしました。私自身は、幾度となく読んでいる章ですが、読むたびに自身の腑に落ちる感じがあります。
その後、メンバー3人が体験談を話しました。どなたも最初は依存症という病気を受け入れることが出来なかったことや、一人では耐えられない苦難を一人で苦悶していたが、自助グループや家族会につながりメンバーに支えられ、乗り越えることができ救われたと話されました。またギャンブル依存症は、完治する病ではないが回復をすることを目指して、まず自分の回復そして成長に取り組んでいることを話されました。
後半は、初めての方を中心にお話を聞きました。現状を受け入れることがなかなかできない混乱した状態のお話を聞きながら、私も一年前はそうだったなあ、当事者の息子に私が何とかしないとと思い、借金の肩代わりを繰り返し、起きていないことを恐れ、息子を傷つけ、起きていることを正確に認知出来ていなかったと振り返りました。その後小グループに分かれ、話し合いを行い、具体的な困りごとへの助言を行いました。
初めての参加の方がたには、自助グループや家族会に続けて通いメンバーになってほしいと切望します。当会や自助グループでたくさんの方と話し合いをして、病気の知識が深まり、病気を悪化させない正しい対応で本人の回復へとつなげられるようになりたいですね。
今日の出会いに感謝です。
愛媛県在住 山田
