希望につながるはじめの一歩(当事者支援部 宮城)

9/17(日) 13:00-15:00
日立システムズホール仙台にて、ギャンブル依存症 当事者の会を開催いたしました。
ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部から1名、応援1名、初参加者が4名(うち2名はご家族と一緒に参加)で会を実施しました。

はじめに、全国ギャンブル依存症家族の会の会場にて当事者支援部のメンバーから体験談を30分ほどお話しさせて頂きました。講演中は頷かれている方や真剣な表情で聞かれている方が多く、講演後も希望を持つことができたと家族側からお声掛け頂き、家族にとっても当事者にとっても意義ある時間になったように感じます。

当事者は別室に移動し、当事者会を実施致しました。
はじめに、全員で簡単な自己紹介を行い、「当会の目的」「ギャンブル依存症」「自助グループ」に関する説明を致しました。
その後、応援で参加のメンバーの体験談を自助グループに参加するまでの経緯などを交えて話してもらいました。
話し終わった後は参加者全員で雑談形式で過去の体験や今ある状況について情報共有をしました。
初参加の4名もはじめは表情が固かったのですが、会が進むにつれて笑顔も見えて実りある時間になりました。
最後に当事者同士が集まるLINEグループに招待して終了致しました。

今回の当事者の会を通して、地方など自助グループが少ない環境の中で、足を運んで参加してきてくれた参加者のフォローに、これからもっと力を入れていきたいと改めて感じました。
今後もメッセージ活動を続けて、1人でも多くの方に希望を持ってもらい支援できるよう取り組んで参ります。

当事者支援部 伊藤