9月16日(土)高松市生涯学習センターにて、厚生労働省の「令和5年度依存症民間団体支援事業」である「全国ギャンブル依存症家族の会香川」が開催されました。徳島や愛媛、広島、岡山など当会がない地域からも参加がありました。私も関東のメンバーと初めての厚生労働省依存症民間団体支援事業活動に参加させて頂きました。
最初に「家族の回復~私の経験から伝えたいこと~」というテーマで全国ギャンブル依存症家族の会 群馬の私が体験談を話させて頂きました。
皆さん、真剣に聞いて下さり会終了後には「涙が出ました。」と言って下さる方もいらしてとても貴重な経験をさせて頂いたことに大変感謝しております。
次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏著書の「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」から、「原則1自助グループ、家族会につながろう」を読み合わせしました。私は約1年前に当会に繋がりました。当時の事が思い出され本当に自助グループ、家族会につながることができ、活動させて頂けることに改めて感謝の気持ちが溢れました。
次に簡単な自己紹介をした後に2つのグループに分かれ、初めて参加された方を中心に今、困っていることをお伺いしました。一刻も早く何とかしたいという思いがひしひしと伝わってきました。当会のメンバーから具体的なアドバイスや提案がありました。初めての方は最初は戸惑っているようでしたが、次第に真剣な表情でメンバーの話を聞き、少し安堵したような表情になっていたのを感じました。
次に「公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部」のメンバーの体験談をこの日当事者会にご参加された方々と一緒にお話を聞かせて頂きました。当事者の方のお話は回復するまでの険しい道のりを乗り越え、現在は助ける側に回る事で自分が助けられていること、日々の葛藤も仲間がいるから乗り越えられるとのお話は参加された方の希望に繋がったことと思います。私も自身の息子と重なり熱いものがこみ上げてきました。
厚生労働省依存症民間団体支援事業として「全国ギャンブル依存症家族の会香川」は毎月
開催されています。私もまた参加させて頂きたいと思います。
次回は10月21日(土)に13時30分からかがわ総合リハビリテーション福祉センター第1会議室での開催となります。一人で悩んでいる方、是非参加してみて下さい。きっと解決方法がみつかります。
お待ちしております。
栃木県在住 大橋