群馬県社会福祉総合センターにおいて、９月16日（土）全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催され
ました。
前半は自己紹介の後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏 著書「家族のた
めのギャンブル問題完全対応マニュアル」の中から 「自助グループ、家族会につながろう！」を読み合わせしました。
私が全国ギャンブル依存症家族の会に参加するまでには、ためらいもあり時間を要しました。参加して間もない頃は、まだ夫のギャンブルの問題で混乱が続いていたので、自分が何とかしなければという気
ちが強く、当事者の夫に対し、説得や尻ぬぐい、金銭管理する等の「やってはいけないこと」を度々繰
り返していました。それでも当会に参加し続け、周囲のメンバーからのアドバイス等により、「やってはいけない」理由がだんだんわかるようになりました。
後半はグループに分かれ、初参加の方を中心に現状や困り事等を聞き、メンバーから体験を含めたアド
バイスや提案をお伝えしました。当会のメンバーには、初参加のかたと同じような境遇の方もいて、そ
の経験から熱意ある様々な提案が出されました。初参加の方は初めは戸惑っているようでしたが、今後
の対応の方向性が見えてきたことで、会が終わる頃には安堵されたようでした。新しく参加された方のお話を聞くと、自分も初めの頃は同じような考えだったことに気づかされます。当会に参加し続けることで自分も行動を変えていくことができました。今はメンバーへの感謝の気持ちと、今度は自分が他の人の助けになればという気持ちでいっぱいです。
ギャンブル問題で苦しんでいる方が当会を知り、一刻も早くつながってくださることを切に願っていま
す。一人で抱え込まないで、ぜひ一歩を踏み出してみませんか！
次回の当会は、10月14日（土）に開催します。ぜひご参加ください。お待ちしています。
群馬県在住 小林
