9月23日 全国ギャンブル依存症家族の会鹿児島が霧島市国分公民館会議室にて開催されました。
まず、9月10日に名古屋市で開催された第6回通常総会及び総会記念セミナーについての報告がありました。
次に、「ギャンブル依存症家族の心得!!やってはいけない!!当事者家族のあるあるリスト」の読み合わせを行い、やってはいけない対応、望ましい対応について再確認しました。
その後、全員が自己紹介と現状報告を行い、初めて参加された方々を中心に現在抱えている悩み(当事者との同居、別居についてや入院中の当事者への対応など)について、メンバーの体験を通しての提案、アドバイス等を出し合いました。
昨年の今頃、私は頻繁に息子に振り込む金融機関のATMがお友達で、経済的にも精神的にもボロボロの状態でした。夫と二人で県外の息子宅を訪れ、ギャンブル依存症であることを知り、今年4月に今後の計画を立で親元で再出発させよゔと決めた直後、当会を知り参加しました。会場でまず目にしたのが今日の読み合わせの資料でした。私たちがやろうとしていた事と真逆でした。
半信半疑の状態でしたが、メンバーからのアドバイスを受け、息子には連絡をとらず見守りがスタートしました。
その後、自助グループや依存症専門病院の勉強会等にも参加し、同じ悩みを抱えた人たちに出会い、この恐ろしい病気やその対応についての学びを深めているところです。
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」家康ではないですが、息子からSOSの連絡があった時、間違った対応を取らないように、色々な場に繋がり続けることで自分自身が元気になって、息子の回復のチャンスを待ちたいと思います。
家族のギャンブル問題を誰にも打ち明けられずに悩んでいる方「 とびら 」を開けてみませんか?
悩みを共有し、共に分かり合える、そして経験というたくさんの引き出しを持った仲間が待っています。
次回は、10月14日(土)14時から国分総合福祉センターで開催します。
鹿児島県在住 石脇