10月8日(日)かながわ県民センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会 神奈川が開催されました。
今回は全国ギャンブル依存症家族の会 千葉のメンバーの方から、母親の立場の体験談をお話しいただきました。
約20年間にわたり当事者を取巻く様々な環境への対応にご苦労されたことを分かりやすくお話しいただきました。特に当会に繋がるまで病気の本質を知らずに悪化を進行させる間違った対応を行っていたことなどについて聞き、ギャンブル依存症についての啓発の必要性を感じました。
当会に繋がった後は正しい対応を学び、相談会でのアドバイスを実行し、回復の道を進まれ現在は仕事、家族・親戚との良好な関係を保っているとのことであり「私にこんな日が来るなんて!」と喜んでおられたことに心を打たれました。このことは長い間、愛情を絶やさず対応を行ってきた証と感じており、当事者を家族に持つ我々にとって希望と勇気をもらうことができました。
現在も“助ける側に回る事で自分が助けられている”ことをモットーに全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーとして幅広く活動されているとのことで、私たち全国ギャンブル依存症家族の会 神奈川もより一層の啓発等の活動を行っていく刺激をいただきました。
本日はギャンブル依存症問題を考える会の経験豊富な方が参加され、繋がって比較的浅い方を中心に話しが進められ、現状把握から次のステップへの展開を的確かつ迅速に指摘、指示していただき、アドバイスを受けた参加者の方々もこれからの正しい方向性を確認出来たかと思います。
今回の分かち合いで全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーの対応能力をレベルアップする必要性を感じ、初めて来られた方から「次回も参加したい!」との声が聞けるよう正しい対応が出来るよう行っていきたいと思います。
ご家族のギャンブルの問題で悩んでいる方は、是非一歩踏み出してみませんか。
来月は11月5日(日)鶴見駅前ホールで開催されます。
神奈川県在住 岡本