目からウロコがボロボロおちる会(宮城)

10月14日、トークネットホール仙台で、全国ギャンブル依存症家族の会宮城が開催されました。

前半は「私の生きる道~回復と自立~」というタイトルで、全国ギャンブル依存症家族の会東京の西村さんが体験談を話しました。
スーパーで食材を買う時も夫の顔色を伺うようだった西村さん。大変に悩みながらも、自助グループ、当会に通いながら、別居、離婚、回復、そして自立の道を歩まれます。こうして元気に発表されている姿を目の当たりにし、拝聴している私は涙が出てきました。本当に力をもらい、勇気をいただきました。
今現在の笑顔の息子さんと西村さんの写真が全てを物語っていると感じました。

後半は、当会に初めて参加された方3名、また数回目の方に、現在の状況を話して頂き、関東のメンバーがアドバイスしました。

本当に困り果てて、ドキドキしながら参加されている皆さん。
その場で、それぞれの状況に合わせて、的確なアドバイスが次々と提案されました。当事者にどんなにとらわれているかを再認識することができました。

困っている状況に、その場で必ず何らかの道すじ、光が与えられる会。
私は、毎回目からウロコがボロボロ落ちます。
こんなに明瞭、簡潔、迅速、誠実な会が世の中に存在しているんだと感動します。
これは、前を行くメンバーが切り開いてこられた道。感謝しかありません。
新しい場所への、一歩。特に非常に悩んでいる状態での一歩は大変な勇気が必要だと思います。
しかしながら、この全国ギャンブル依存症家族の会には是非参加していただきたい!
どうしていいかわからないという非常に悩んでいる家族の方々こそ参加していただきたい!…私は心からそう思っています。

宮城県在住 馬場