10月15日（日）に全国ギャンブル依存症家族の会高知が土佐市複合文化施設つなーでにて開かれました。
参加者全員がそれぞれ自己紹介をしたあと、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会が制作したyoutubeチャンネル、たかりこチャンネルを視聴しました。ミニドラマ「ギャンブル依存症 家族のやりがちな対応」と、「ギャンブル依存症 家族対応基礎知識」を通して家族対応の基本を学びました。
その後、私も含めメンバー2人が家族の体験談を話しました。度々家から消えるお金、当事者の夫を問い詰めて説教して、それでも繰り返す借金、それを我先にと尻拭いをしていた自分、どんなに悩んでも誰にも話す事が出来なかった事。まさか夫が依存症だなんて夢にも思わず、自分の力でどうにかコントロール出来ると信じて疑わなかった当時の事を、改めて言葉にするとつらかったなぁと感じました。
体験談の後は初めての方を中心に現在困っていることをお聞きし、2グループに分かれてメンバーの経験を共有しました。
せっかく勇気を出して来ていただいたので、継続して通っていただけたらと思います。
依存症は病気である事、正しい知識を身につけ困った時はメンバーに相談し、少しずつでも行動に移す事など、私は当会にたくさんの事を教えてもらいました。最初は藁にもすがる思いで参加しましたが、共感してもらえることがこんなにも自分を助けてくれるとは思いもしませんでした。傷の舐め合いなどではなく、具体的に目の前の問題にどう取り組んでいくのかを一緒に考えてくれる事はとても心強いです。
まだ誰にも相談出来ずに困っている方は、毎月第３日曜日13:30〜つなーでに開催しておりますので、ぜひお越しください。
高知県在住 野村
