変わって行く事を信じて(当事者支援部 石川)

 9月23日(土)13:30〜15:30 フレンドパーク石川で全国ギャンブル依存症家族の会と同時に行われた当事者の会に参加しました。

  初参加の方が多く、最初は皆さん固い表情を見せていました。家族に連れて来られたという人もいて、あまり多くを語りたくなさそうな感じも見受けられました。しかしギャンブル依存症という病気についてや、ギャンブルをやめ続けている体験談を聞いたことで、少しずつ表情が柔らいでいき、他の方の話に対して、うなずきも自然と増えて行きました。質疑応答の時間の頃には、自分が困っていることを正直に話すことができるようになっていきました。

 自分の借金を正直に話せる場なんて今までなかったと皆さんが言われていました。しかし、自分の目の前に、どうしようもなかった借金問題の解決に向き合い、止まらないギャンブルの問題に向き合い続ける先行く仲間の姿を見て、何か感じるものがあったのでしょうか。

  当事者支援部の宇都宮の体験談を聞いたことで、回復までの道のりや時間軸が少しイメージできたのか、最後はどうすればギャンブルをやめて行けるのかということについて、具体的行動を質問する方もいました。

参加したメンバーが皆回復に向かって、行動が変わって行く事を信じて、伴走支援をして行きたいと思います。

 石川県で回復したい方々の受け皿ができるよう、参加したメンバーと共に当事者支援部も回復と成長に向けて活動を続けていきます。

当事者支援部 宮本