家族会に繋がる大切さ(京都)

10月9日(祝)ひとまち交流館京都にて全国ギャンブル依存症家族の会 京都が開催されました。

自己紹介の後、田中紀子氏著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の中から、「原則1自助グループ、家族会につながろう!」と「対応7離婚や別居で悩んだら?」の読み合わせをしました。

その後は、はじめての方を中心に困り事やメンバーの近況等の話し合いをしました。

半年前までの私は息子からのお金の無心に対して、このお金を出せば立ち直ってくれると信じ、出し続けていました。でも繰り返されるお金の無心。息子の顔色を伺うに日々に疲れていました。

当会に初めて参加した日、私の話を聞いた当会メンバーからのアドバイスは、今までの対応とは全く違うものでした。私のやってきた対応は間違いであり、ギャンブル依存症という病気を悪化させているだけだったのです。

対応を変える。そんなことが私にも出来るのだろうか。この状況から抜け出せるのであれば、やるだけやってみようと行動に移しました。以前の対応に引き戻されそうになった時は、メンバーの言葉が支えになりました。

1ヶ月後、再び当会に参加したら、私の事を気にかけて声をかけてくれたメンバーがいました。

そうです。ここには、何でも話せるメンバーがいます。あなたを理解してくれるメンバーがいます。家族だけで悩む事はないのです。

息子はまだ渦中にいます。これから先、何が起こるかわかりません。当会に参加し続けて、ギャンブル依存症という病気の理解を深め、その時に正しい対応が出来るように学んでいきたいと思っています。

次回の開催は、11月5日(日)9時30分からひとまち交流館 京都です。ご参加お待ちしています。

京都府在住 原田