自分自身が変わることの大切さ(大阪堺)

10月8日(日)堺市健康福祉プラザにて、全国ギャンブル依存症家族の会 大阪(堺)が開催されました。

初めて参加された家族がすぐに実践できるように、「ギャンブル依存症家族の心得!やってはいけない当事者家族のあるあるリスト」の読み合わせをしました。

その後、参加者全員が自己紹介と体験談を話し、初めて参加された家族に現状と今困っている事を聞きました。

普段は仕事熱心で子煩悩であるのに、ギャンブルにのめり込み借金を繰り返すギャンブル依存症当事者への二面性に戸惑っているようでした。

またギャンブル依存症であるという現実にも混乱されていましたが、ギャンブル依存症は病気であること、今後どのように対応していけばよいか等、当会メンバーからのアドバイスに熱心に耳を傾けていました。

私自身、家族で何とかしようともがき苦しみ、でもどうにもならない現実に絶望の日々であった事を思い出しました。良かれと思って当事者に対してやっていた行為は全てやってはいけない事である事、それを続けている限り、ギャンブル依存症は更に悪化する病気であることを学び、ようやく当事者を手放すことができたのも当会や自助グループに参加し続けたからであると思います。

まだまだ悩み苦しんでいる方々がたくさんいると思います。その方たちの長いトンネルが少しでも短くなるように、私自身正しい対処法を身に着けながら、支援活動や啓発活動を積極的に行っていきたいと思います。

自分自身が変わることの大切さを常に考え、当会メンバーと共に進んでいきたいと思います。

次回は11月12日(日)14時から堺市健康福祉プラザにて開催予定です。

大阪府在住 井上