まず一つ行動を変えてみよう(滋賀)

令和5年10月8日(日)に草津市立市民交流プラザにて、全国ギャンブル依存症家族の会 滋賀が開催されました。 

新しく参加された方を中心に、今困っていることをお聞きしました。

当会のメンバーから、私たちもみんな同じ失敗を経験してきたけれど、家族会や自助グループに参加して、ギャンブル依存症当事者への正しい対応を学び、行動することで自分自身が変わったことを話し合いました。またこれからの対応について、経験と知識をもとに提案をし、今日からまず一つ行動を変えてみようと声をかけ合いました。 

私も当会に繋がる前は、息子に対して借金の肩代わりや金銭管理、行動監視など、本人の回復の妨げになることをやり続け、病気の症状をどんどん悪化させてしまいました。そのことを後悔する私に当会のメンバーから、「知らなかったのだから仕方がない。これから正しい対応をすればいい」と教えてもらいました。

行動を変えることはとても勇気が必要です。でも当会に参加し続けていればメンバーが支えてくれます。そして当事者や家族の回復の道筋が見えてきます。立ち塞がる問題はたくさんあっても、一つずつ向き合っていくことで環境が整ってきます。

ギャンブル依存症の問題で困っている方が一人でも多く参加されるよう、当会の活動を広げていきたいと思います。 次回は、10月29日(日)「ギャンブル依存症セミナー」を守山市民ホールで開催します。ぜひお越しください。               

滋賀県在住 八田