1人で悩まないで(当事者支援部 大阪)

10月15(日)14時から阿倍野市民学習センターにて、ギャンブル依存症当事者の会 大阪が開催されました。

はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部で活動している私の体験談を、家族・ギャンブル依存症当事者に講演し、その後質疑応答の時間を設けました。
参加者から「なぜこの活動をしているのか、どうやって当事者支援部として活動することになったのか、家族の理解の必要性」などさまざまな質問がありました。

講演後は、家族側と当事者側に分かれてそれぞれの相談会が行われました。
また、初参加1名と当事者支援部5名、継続参加3名の計9名で当事者の会を実施しました。

この会の目的を説明し、当事者の自己紹介と今の自分の状況や不安などを話していただきました。
自己紹介を終えると本題の「ギャンブル依存症とはどんな病気なのか?その回復方法について」を講義型で時間をかけて話をしていきました。
初参加の方はもちろん、継続参加で自助グループに通っている方へも改めて自助グループの必要性、向き合い方、プラスして更に回復に必要なことが何かを伝えました。

話が盛り上がったため、閉会後は全員で近くの喫茶店に行き、今の悩みやこれからどうしていけばいいのかなど、たくさんの相談に乗ることができました。

1人で悩んでいてはきっと気がつくことができなかった問題を解決する方法がここにはあります。1人で悩まず勇気を出して一歩踏み出して下さい。

当事者支援部 辻