10月28日(土)フレンドパーク石川(石川県勤労者福祉文化会館)で、厚生労働省の「令和5年度依存症民間団体支援事業」である「全国ギャンブル依存症家族の会石川」が開催されました。
まずは、ギャンブル依存症の夫をもつメンバーが体験談を話しました。どんなに朗らかで優しい性格な夫であっても罹ってしまうギャンブル依存症。私自身も夫がギャンブル依存症ですが、夫の病気を理解できず現実を受け止められませんでした。借金が無くなれば問題が無くなるものと思っていましたが、実際は借金の肩代わりがさらに病気の進行をさせていた事を会に繋がって学びました。体験談の中にはギャンブル依存症の治療施設へ夫を繋げるために全国ギャンブル依存症家族の会がサポートし、家族だけではわからなかった対応方法について手厚くフォローしてもらえたという話もありました。同じく私も当会に繋がり家族として正しい対応を学びました。悩み続けていた私にとってもとても心強かったです。
そのあと全員で「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。実際に家族がどのように対応するべきか分かりやすく書かれており、何度も読み直したい内容です。
後半は2グループに分かれて困り事などをお聞きし、参加された方それぞれに合った対応などを話していきました。
親、妻として等どう対応したら良いのかと悩まれている方、どうぞ家族の会に参加してみてください。私も、同じように初めて参加する時は不安で会場に入るのも躊躇ったのですが、いざ参加してみると、正しい対応の仕方を学び、家族が元気に過ごせるようなアドバイスをもらえます。実際に前回は泣きながら参加したけれど、帰りには元気になれたということで今回も参加された方もいらっしゃり、心から良かったと思えました。当会に繋がり、心が軽くなったという人が増えたらという思いになりました。
大阪在住 依田