10月15日（日）全国ギャンブル依存症家族の会 大阪が、阿倍野市民学習センターで開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部、辻さんの体験談を聞きました。今回は、当事者支援部としての活動内容と、自身がどのようにしてギャンブル依存症から回復の道へと辿り着いたのかを体験談を交えながら話してくださいました。
話の中で、その借金の大きさに驚きましたが、壮絶な体験を経て、当事者支援部に繋がり、今、こうしてここに立てているという事を聞きました。辻さんが自身のギャンブル依存症に向き合い、回復に取り組み、さらに当事者支援部に繋がって、苦しんでいるメンバーの回復を一緒に考えていく活動をしていること、そして借金返済も続けていることを伺い、その姿に大きな希望を感じました。
次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の代表、田中紀子氏の著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。
その後、グループに分かれ自己紹介をして、初めて参加した方の現状を聞きました。私も最初は息子のギャンブル依存症の問題で頭がいっぱいで、何か解決策が欲しい一心で当会に参加した時のことを思い出しました。
みなさん同じ体験をしています。不安と恐れでいっぱいの中、同じように当会に参加し、経験をして来たメンバーからのアドバイスを聞いて、ギャンブル依存症当事者への対応方法を学びます。
家族側が正しい対応方法を身につけることが、ギャンブル依存症問題を解決する一歩になると思います。今、ご家族のギャンブル問題で悩んでいる方々、まず話しに来てみませんか？
大阪市在住 堀田
